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乾燥対策!のどを保湿することの効果とその方法

日々乾燥が厳しくなってきましたね。
お肌も乾燥しますがもう一つ、のどの乾燥に悩まされる方も多いと思います。

実はのどは乾燥していないだけではなく、うるおっていることがとても大切なのです。
今回は乾燥による不快感だけでなく、のどを保湿することによって得られる“いいこと”
そして”のどを保湿する方法“をご紹介します。

風邪を引きにくい
風邪の原因は主にウイルスの感染。風邪のウイルスの多くは、低温乾燥の環境で、空気中の飛散量が増加します。
また、のどとともにのどの粘膜も乾燥し、炎症を起こしやすくなり、ウイルスから体を守る力が衰えてしまいます。
そのため、のどがうるおっていると、風邪を引きにくくなります。

声がキレイになる
乾燥したのどの粘膜は傷つきやすくなるうえ、咳を誘発します。
咳は、のど、特に声帯に負担をかけてしまうので、声がガラガラになったり、枯れたりしてしまう原因になります。
のどを保湿して、冬でもキレイな声を保ちましょう♪

虫歯になりにくい
のどが乾燥していると、口内環境も乾燥した状態になり、唾液が出にくくなります。
唾液には、口内をキレイに保つ役割があり、乾燥していると虫歯ができやすい状態になってしまいます。

のどが乾燥する理由とは?
毎日普通に過ごしているつもりでも、冬場はのどが乾燥してしまいます。
一日中口を開けてているわけではないのに、なぜのどは乾燥してしまうのでしょうか?

エアコンや季節による外気の乾燥
気温が低いと、空気中の水分量(湿度)が低くなってしまい、
エアコンも空気中の湿度を奪う原因となるため、冬場は空気が乾燥しがち。
外気が乾燥していると呼吸から得られる水分量が減り、のどがカラカラになってしまいます。

口呼吸
鼻ではなく口で呼吸をしていると、外気がそのまま取り込まれてしまうため、のどが乾燥してしまいます。
また、口内の水分も蒸発してしまうので、さらにうるおいが奪われてしまうのです。

水分不足
暑い夏であれば、汗をかくので水分を頻繁にとりますが、寒い冬場は、のどの渇きを感じづらく
知らないうちに水分不足になっている可能性も。
体内の水分量が不足していると、のども乾燥しがちになってしまいます。

※のどの乾燥でこんなダメージも!
口の中が乾いていると、口内がネバネバしたり、口臭も強くなる傾向にあります。
のどをうるおわせて、口内環境を健全に保ちましょう。 

のどの保湿方法は?
特に冬場には気を付けたいのどの保湿。日常に取り入れやすい、のどのうるおいを保つための方法をご紹介します。

加湿
室内やデスク周りに加湿アイテムを置くなど、身の周りの環境を、なるべくうるおわせておきましょう。
また、湯船に浸り入浴時間を長めにとるなどして、のどと体に水分を与えるといいですね。

水分補給
水や白湯をこまめに摂るように心がけ、しっかりと水分補給をしましょう。
また、はちみつ入りのホットドリンクなどは、体も温まるうえ、のどにやさしくうるおいを保ってくれます。

マスク
特にのどが痛くない場合でも、マスクをして保湿をしておきましょう。
風邪やインフルエンザの予防にもなりますし、乾燥も防いでくれるのでおすすめです。

鼻呼吸・鼻うがい
のどが乾燥しないように、口呼吸ではなく、鼻呼吸をしましょう。
鼻が詰まって鼻呼吸がしづらい方は、鼻うがいをすることもおすすめです。
鼻うがいは0.9%の生理食塩水で行います。風邪の予防に高い効果があり、花粉症も軽減します。

のどの保湿に気をつけていても不快感や痛みがある時は、のどが炎症を起こしているかもしれません。
のどの炎症に効果的な食べ物をご紹介します☆

はちみつ
はちみつには、殺菌作用のあるグルコン酸やグルコースオキシターゼが含まれています。
喉の粘膜に付着した菌に対抗したり、喉が炎症を起こして痛む際にも抗炎症の効果が期待できます。
また、はちみつには保湿効果もあるため、喉の乾燥対策にも効果的です。

大根おろし
大根おろしの辛味成分には、殺菌作用や抗炎症作用のあるイソチオシアネートが含まれています。
イソチオシアネートには、ウイルスや細菌などの異物から身体を守る白血球を活発化させる効果があるため、
風邪の予防や症状の抑制の効果が期待できます。
また、イソチオシアネートは大根をおろした時に生成されます。
イソチオシアネートは時間が経つにつれて蒸発してしまうため、食べる直前に大根をおろすことがおすすめです。


梨には豊富な水分と、喉の炎症を抑える効果のあるソルビトールという成分が含まれています。
そのため、梨を食べることで水分補給になり、喉の乾燥対策の効果も期待できます。
また、ソルビトールには整腸効果もありますが、摂取しすぎると下痢の原因にもなるので、注意が必要です。

レモン
レモンにはビタミンCが豊富に含まれています。
ビタミンCには殺菌作用や抗炎症作用があり、喉の粘膜に良い効果が期待できます。
すでに喉に痛みがある場合や咳が出ている場合でも、レモンの殺菌作用と抗炎症作用が効果的です。
また、ビタミンCは水に溶けやすいという特徴があります。
そのため、紅茶やはちみつレモンなどの飲み物にレモンを入れることで、
レモンから溢れ出たビタミンCも余すことなく摂取することができます。
喉の乾燥対策にもなるので、レモンを入れた飲み物を積極的に飲んでみてください。

のどの乾燥を防ぐことで、風邪の予防ができたり、口内環境が改善されたりと特に冬場にはうれしいことがたくさんあります。
顔や髪、手足などの乾燥予防もとても大切ですが、この冬からはのどの乾燥にも目を向けて、
うるおったのどを保つよう、毎日の生活の中で心がけてみてくださいね。