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更年期症状が強く出やすい人の特徴は?

年期症状が強く出やすいかどうかは、3つほど特徴があるとされています。

①パーソナリティ
真面目な人や誰かの役に立とうと頑張るような人に症状が強く出やすいと言われています。
しかし更年期世代の女性は少なからず自分の時間を子どもやパートナー、親、仕事など
自分以外の誰かのために使うことを厭わないことも多いので、更年期世代の女性全員が当てはまってしまう可能性がありますね。

そこでもうひとつ考えておきたいのが、生理が順調にきていた更年期前の年代にホルモンの変動にまつわる不調があったかどうかです。
例えば、月経前症候群(PMS)によるメンタルダウンを経験した人や、妊娠から産後にかけてマタニティブルーや産後うつ病を経験した人は、
更年期でも不調が出る可能性が高いと考えておくと対策しやすいでしょう。

②ライフイベントの有無
ライフイベントというと何となく楽しいことばかりイメージしがちですが、更年期と重なりがちなお子さんの独立や親が亡くなるという経験は喪失感につながります。
また、パートナーが自分を女性として見てくれなくなったというような寂しさも、心がポキっと折れてしまうきっかけになり得ます。

③エクオールを作る腸内細菌の有無
近年の研究では大豆イソフラボンを一生懸命に摂っても効果があまり出ない人がいることがわかっていました。
さらに最新の研究では、大豆イソフラボンが女性に直接的に良い働きを担っているわけではなく、大豆イソフラボンから腸内細菌によってつくられる
「エクオール」という成分の化学構造式がエストロゲンに非常によく似ていて、エストロゲンに似たはたらきもしてくれるということがわかりました。

ただしこのエクオールは誰でもつくれるわけではなく、その人の腸内細菌によります。
そしてこのエクオール産生能が低い人は、更年期の症状が強く出ることが多いです。

エクオールをつくれない体質の方は、予防策としてエクオールのサプリメントを摂るのもオススメです。
更年期のエストロゲンの分泌量はなだらかに下がるのではなく、激しくアップダウンしながら平均値が下っていきます。
このなかでも分泌量が増えるタイミングは良いのですが、減る時に不調を起こしやすくなります。

そして特に閉経までの5年間は、このアップダウンが何度となく繰り返されます。
しかしこの期間にエクオールを補うことができれば、エストロゲンのアップダウンがなだらかになるので乱高下による辛さの緩和が期待できます。

自分がエクオールをつくれる体質かどうかは、市販の検査キットでも調べられます。
更年期に向けての準備一つとして、早めに調べておくのも良いかもしれませんね。